スペイン浪漫紀行~マドリードからAVEに乗ってコルドバへ♪
コルドバに行くお話です

あこがれのAVE・・・楽しみです。



























AVEの起点はマドリードのプエルダ・デ・アトーチャ駅です。
もともと植物園だったところを駅に改築したというだけに、
構内に植物園がそっくりそのまま残っています。
「BODY SHOP」のお店が構内にありましたヨ。
構内にはカメさんがいっぱいいました・・・
のんびりですね。
南国ムード・・・
手荷物のX線検査もあります。
厳重です。
係員さんが手を振って下さって・・・と思ったら
写真はやめて下さいの意味でした。 すみません!

待合室は空港のよう


AVEの運行開始はバルセロナオリンピックと
セビーリヤ万博の年、1992年
マドリード~セビーリヤ間です。
今回は、まさにその区間に乗ります


いよいよAVEに乗り込みます・・・
アトーチャ駅、構内はこんな感じで・・・
7月のスペイン列車事故から1カ月ちょっとしか経っていない頃です。
実は、列車事故の次の日に
「キャンセル待ちがとれました~」と旅行会社から電話が来て
このツアーに参加しています。


AVEの魅力は、なんといっても時間の節約。
マドリードからコルドバまで約1時間50分。
今回は2等指定席です。
ちなみにバスなら4時間45分です。
最初の写真です。
「renfe」はスペイン国鉄のロゴ。
スペイン語で「鳥」の意味の
AVEの「V」の字の上は、翼のマークが描かれています。
セビーリヤ行きと車体に表示。
途中のコルドバで降りるので
寝てられません。

車内はこんなでした。
モニターで映画をやっていましたが
スペイン語・・・・

国鉄線路そばに落書き・・・どこの国も似てますね。
揺れることなく、すべるようにAVEは進んでいきます。
快適、快適


赤茶けたスペインらしい土地を疾走します・・・
ちなみに車内販売はなかったです。
コーヒー飲みたいな・・・

そうこうしているうちに・・・・
コルドバ到着です。

かつてスペインの哲学者オルテガ・イ・ガゼットは、
コルドバを「さかさまのバラの木」になぞらえました。
地上に出ている根は決して華やかなものではありませんが、
土の中にはバラが埋もれている、と。
コルドバのいぶし銀のような魅力を
こう表現したのです。
コルドバ、楽しみです。
ポーターさんが、スーツケースをおろしてくれます。
スーツケースを持って、駅から出ます・・・
コルドバ駅前に出ました。
快晴です


バスに乗り、世界遺産「メスキータ」へ向かいます

メスキータの駐車場でバスから降り、
徒歩で向かいます・・・・
何か見えてきました・・・
ローマ橋です

古代ローマ時代に築かれたグアダルキビル川にかかる橋です。
破壊と修復が繰り返され、
現在の橋はイスラム教徒が整備した橋を
レコンキスタ後に修復したものです。
(レコンキスタ・・・キリスト教信者による国土回復運動)
川といっても水量が少ないですが、
この橋、しっかりしていていいかんじです。


いよいよ入口についたようです。

「メスキータ」はスペイン語で「モスク」(イスラム教寺院)のことです。
後ウマイヤ朝の首都コルドバは、
756年から1031年まで
スペイン・イスラム王国の首都として
「西方の真珠」と呼ばれ栄華をきわめました。
ヨーロッパ中世の数学・天文学・医学・化学・文学などの
諸学問の中心地でもあったそうです。
アリストテレスの名はこの街からヨーロッパの世界に
知られるようになったそうです。

どんどん、メスキータ内部に向かって進んでいきます。
馬車が中世のたたずまいです。
ペスト記念碑がありました。
どんどん歩いて行きます・・・
けっこう歩きました

暑くて、汗かきました。
ご覧いただいて、ありがとうございます

次はいよいよ「メスキータ」内部です

今日のスペイン・ギター

15曲目に入っている
エリック・クランプトン「Tears in heaven」
スローなナンバーが心にしみます


↓
http://www.youtube.com/watch?v=AscPOozwYA8
この記事へのコメント
メスキータは重厚な建物が並んでいて内部が楽しみになりました。
のんびりのカメと高速のAVE、対照的な
組み合わせだと思いませんか?
駅も個性的で、面白かったです。
次のメスキータの記事もぜひご覧下さい
植物園だったところを駅にしたっていうのもスゴイですね。
驚きました。
待っている間もかなり楽しめそうな感じ♪
コルドバといっても「メスキータ」しか
行かなかったのですが、やはり世界遺産の
風情はすばらしいです。
こんなに写真ばっかり撮って、現地で楽しんで
ないのでは、と思われるかもしれませんが
見たものに感動すると、せっせっと写真を
撮る習性の私です。
マドリードの駅も面白かったですよ。
ヨーロッパの列車の旅そのものが
自分にとっては魅力的な存在です!
いつか食堂車とか乗ってみたいなーと思っています。
コメントありがとうございます